受身的な仕事と積極的な仕事 3

受け身的な仕事と積極的な仕事の違いをもう少し深掘りをしてみようと思う。

見方を少し変えると、”受け身的な仕事=コンフォートゾーン”・”積極的な仕事=ストレッチゾーン”とも考える事が出来る。

コンフォートゾーンは、人間関係が安定して、安心感が得られる環境や状況。

言ってみれば、

同じ職場に通い、毎日に同じ人達と仕事をして、与えられた仕事をやり、与えられた段取りで仕事をこなし、

与えられた権限内での判断・決定など行い、毎日同じことの繰り返し。


日本は、戦後から20世紀末までは、このような仕事を行い、成長してきた。


その結果、

終身雇用制度や年功序列という管理制度が構築され、働く人達は、安心感を得る代わりに、

会社に自らの人生を預けて、会社と人生を共にしてきた。

21位世紀に入ってから徐々にグローバル化が進み、リーマンショックにより、

一気に働く人達が置かれている環境や状況が一変した。
社会環境・状況が一変した結果、働く人達に対しても、意識変化を求める必要に迫られた。


その一つが、ストレッチゾーンに踏み込んで、自分の持っているスキルより、

ワンランク上の経験をする事による最適経験をする必要に迫られた。

ストレッチゾーンに踏み込むには、自ら新しい事にチャレンジする積極的心構えが必要となる。


特にリーダーには、その心構えが求められる。


ここで言うリーダーとは、役職者だけでなく、会社で働く一人ひとりの事を言う。


働く人が、自分の人生に対して、リーダーシップを発揮する事で、一人ひとりにリーダーの自覚が芽生える。

一人ひとりが、自分の中のリーダーシップを自覚する事により、積極的心構えの準備も整う。


部下やメンバーの一人ひとりが、自らのリーダーシップを自覚する事により、役職者や職場のリーダーは、

それまで以上に高いレベルのリーダーシップを求められることになる。

求められるモノに対して、いかに応えるか、そこにこそ、心の充実感が得られるのではないかと私は思う。

求められるとは、自分の存在価値を認められ、必要とされている事になる。


言ってみれば、自分の居場所を得られる事になる。

価値観や感じ方が人それぞれとはいえ、自分の存在を認めてもらい、

居場所が得らる事対しては安心感や充実感を得られるだろう。


積極的な仕事を行うとは、自分の存在を認めてもらい、居場所を作ることに繋がる事になる。

ただし、問題は、職場の状況がどのような状況化と言う事。

受け身的な仕事を行っている職場に、積極的な仕事を行う人が一人だけ入った場合、

明らかに出る杭状態になり、職場を変える事は難しいだろう。

その逆の場合である積極な的を仕事を行っている職場に、

受け身的な仕事をする人が一人だけ入った場合は、どうだろうか?


受け身的な仕事を行う人は、最初の頃は、仕事のやり方に対して、ストレスを感じるかもしれない。


そして、そのストレスをいかに解消するかを考える人と、新しい職場の仕事のやり方に慣れようと行動する人に分かれるだろう。

いっけん、同じような事をやっているように見えるが、心構えが根本的に違う。


前者はストレスを解消するためには、どのようにするかに集中して行動する。


それに対して、後者は、積極的な仕事のやり方に慣れようとして、集中して、注意力を上げて、

さまざまな情報がないかをアンテナを立ててる積極的な心構えを得ている。

 


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